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配管の詰まりはトイレットペーパーの紙質が原因かも⁉

配管の詰まりはトイレットペーパーの紙質が原因かも⁉

こんにちは

長野県東信エリアを中心に、デザインと性能を両立した注文住宅をお届けしている田中工務店です。

 

お住まいのトラブルは生活している上で避けられない問題ですが

住宅の浄化槽トラブル、特に「配管の詰まり」は生活に直結する大きな悩みですよね。

実は、トイレットペーパーの紙質が配管の詰まりの原因とも言われています。
特にコストコのトイレットペーパー(カークランドシグネチャー)は、その使い心地の良さから人気ですが、「浄化槽には良くない」という噂を耳にすることも多いはず。
今回は、国産の代表格「エリエール」と、コストコの「バスティッシュ」を比較し、なぜ詰まりの原因と言われるのか、その理由をまとめました。

 

浄化槽が詰まる原因は「紙の溶けやすさ」にあり! エリエール vs コストコ徹底比較

「トイレが流れにくい」「浄化槽の点検で注意された」…そんな経験はありませんか?

実は、トイレットペーパーの「質」が、目に見えない配管や浄化槽の中で大きな差を生んでいるのです。

1. 徹底比較:エリエールとコストコの違い

日本で最も馴染みのある「エリエール」と、大人気の「コストコ」を比較すると、その設計思想の大きな違いが見えてきます。

 

| 比較項目 | エリエール(消臭プラス等) / コストコ(バスティッシュ)
| 紙の厚み | 適度な厚みで、水に溶けやすい設計 /分厚く、弾力がある贅沢な肌触り
| 水への溶解性 | 非常に高い。 短時間で繊維がバラバラになる /低い。 繊維が強く、溶けるまでに時間がかかる
| JIS規格 | 日本の厳しい「ほぐれやすさ」規格をクリア /米国基準がベース。日本の標準より溶けにくい傾向
| 使用感 | 柔らかく、スッキリ流れる安心感 /ふわふわで高級感があるが、厚みがある

 

2. なぜ「コストコ」の紙は浄化槽に注意が必要なのか?

コストコのペーパーが「詰まりやすい」と言われるのには、明確な理由があります。

 

* 繊維の結合が強い:
拭き心地を良くするために繊維が長く、結合を強くしてあります。そのため、水に浸かってもエリエールのようにすぐにはバラバラになりません。

 

* 一回の使用量が増えがち:
1ロールが非常に大きく、厚みもあるため、無意識に手に取る量(ボリューム)が多くなります。これが配管のカーブや浄化槽の入り口で「塊」となってしまうのです。

 

* 浄化槽の分解能力を超えてしまう:
浄化槽は微生物の力で汚れを分解します。溶けにくい紙が大量に入ってくると、分解が追いつかず、槽内に「スカム(浮遊カス)」が異常発生し、配管を塞ぐ原因になります。

 

3. 実験で見えた驚きの差(イメージ)

実際に水を入れたビンにそれぞれの紙を入れ、数回振ってみるとその差は歴然です。

 

* エリエール: 数秒で水が白濁し、紙の形がなくなる。
* コストコ: しばらくの間、大きな塊のまま水の中を漂い続ける。

 

この「溶け残りの塊」が、節水型トイレの少ない水量では流しきれず、配管の途中で止まってしまうのがトラブルの正体です。

 

まとめ:浄化槽を長持ちさせるための選択

「コストコの紙を使いたいけれど、詰まりが怖い」という方は、以下の対策を意識してみてください。

 

* 一度に流す量を減らす: 厚みがある分、普段より少なめを意識する。

* 「大」でしっかり流す: 節水モードではなく、十分な水量で押し流す。

* 定期的な清掃: 浄化槽の汲み取り頻度を少し上げる。
「安心を優先するならエリエール、肌触りを優先するならコストコ(ただし使いすぎ厳禁!)」

 

住宅の健康を守るためにも、たかが紙、されど紙。ご自宅のトイレ環境に合った選択を心がけたいですね。
浄化槽の点検業者さんに聞くと、やはり「コストコユーザーはすぐわかる(スカムが多いため)」という声もよく聞きます。

もし配管の勾配が緩いお宅や、節水トイレをご使用の場合は、エリエールのような「溶けやすさ重視」の国産ペーパーが一番の予防策になります。

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