軒のある家と軒のない家、快適なのはどっち?
こんにちは。
長野県佐久市で高性能住宅を得意とする田中工務店のブログです。
今回は家づくりの打ち合わせでよく話題にあがる
「軒(のき)のある家」と「軒のない家」について、メリット・デメリットをわかりやすく比較していきます。
デザインの好みだけで決めてしまいがちなポイントですが、実は住み心地や光熱費、家の耐久性にも大きく関わる重要な要素です。
子育て世代の方からシニア世代まで、ぜひ参考にしてください。
そもそも「軒」とは?
軒とは、屋根が外壁よりも外に張り出している部分のことです。
昔ながらの日本家屋には深い軒がありましたが、最近は軒をほとんど出さない、いわゆる「軒ゼロ住宅」も増えています。
【軒のある家】のメリット
① 夏の暑さをやわらげる
軒があると、夏の高い位置から差し込む強い日差しをカットしてくれます。
例えば、真夏の直射日光が窓に当たると、室内は一気に温度上昇しますが、軒があれば日陰ができ、冷房効率がぐっと良くなります。
「冷房の設定温度を1℃下げるだけで電気代が約10%変わる」と言われますが、軒は自然のエアコンのような存在です。
② 外壁や窓が長持ちする
雨や紫外線が直接外壁に当たりにくくなるため、外壁の劣化を抑えられます。
結果として、塗り替えなどのメンテナンス周期が延びるのも大きなメリットです。
③ 雨の日も安心
窓を少し開けて換気しても、雨が吹き込みにくいのは軒のある家ならでは。
洗濯物を干すスペースとしても活躍します。
【軒のある家】のデメリット
① 建築コストがやや上がる
屋根を張り出す分、材料費や施工の手間が増えます。
ただし、光熱費やメンテナンス費を含めた長期的なコストで考えると、決して高い投資ではありません。
② デザインが重く見えることも
軒の出し方によっては、外観が少しどっしり見える場合があります。
ここは設計の工夫次第。田中工務店では、バランスを見ながら軽やかに見える軒デザインをご提案しています。

【軒のない家】のメリット
① スッキリとしたモダンな外観
軒のない家は直線的でシャープな印象になり、現代的なデザインが好きな方には人気です。
② 建築コストを抑えやすい
構造がシンプルなため、初期費用は抑えやすくなります。
【軒のない家】のデメリット
① 夏は暑く、冬は寒くなりやすい
日差しを遮るものがないため、夏は室温が上がりやすく、冷房に頼りがちです。
高性能住宅でも、日射対策が不十分だと光熱費が増える原因になります。
② 外壁の劣化が早まりやすい
雨や紫外線が直接当たるため、外壁や窓まわりの傷みが進みやすくなります。

高性能住宅だからこそ「軒」が活きる
田中工務店では、C値0.1が平均という高い気密性能を誇っています。
例えば、家全体のすき間を集めても、名刺1枚分ほどしかないレベルです。
この性能があるからこそ、
✔ 軒で日差しをコントロール
✔ 気密・断熱で室温を安定
という組み合わせが生きてきます。
また、自社大工による丁寧な施工で、軒まわりの細かな納まりも妥協しません。
「見えないところこそ、家の寿命を左右する」
ーーこれは私たちが大切にしている考え方です。
まとめ:どちらが正解?
軒のある家・ない家、どちらが良いかは
暮らし方・デザインの好み・将来のメンテナンスによって変わります。
ただ、
✔ 光熱費を抑えたい
✔ 夏も冬も快適に暮らしたい
✔ 家を長持ちさせたい
そんな方には、軒のある高性能住宅はとても相性が良い選択です。
家は建てて終わりではなく、住み続けるもの。
見た目だけでなく、10年・20年先の暮らしまで一緒に考えていきましょう。
気になる方は、田中工務店までお気軽にご相談ください。
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